人間生きていれば、不安や憂いはつきものです。鋭い感性をもった作曲家であるなら、なおさらのこと。
作曲家たちが、絶望や不安な気持ちの中でも、音楽に希望を託して生きようとした、その証しである珠玉の作品の数々は心に染み入るようでした。
【出演】
高瀬佳子/ピアノ





 



ロベルト・シューマン(1810〜1856)
  アラベスク Op.18
  幻想曲 Op.17
   第1楽章 どこまでも幻想的に、そして情熱的に演奏する
   第2楽章 ほどよいテンポで。どこまでも精力的に
   第3楽章 ゆるやかに演奏。どこまでも穏やかに保って

ヨハネス・ブラームス(1833〜1897)
  6つの小品 Op.118より
   1. 間奏曲
   2. 間奏曲
   3. バラード
   4 .間奏曲

フレデリック・ショパン(1810〜1849)
  ノクターン Op.27-1
  ノクターン Op.27-2
  ノクターン Op.48-1

 

スケッチ:
20歳のブラームス

演奏の中で高瀬さんが話して下さる作曲家の想いが何度も重なり、うれしさや切なさが音楽により表情を見せてくれる度に、本当に感動しました。演奏会のあと、家に帰りCDを聴いてみると、同じ曲がまた違った表情に見えてくるのが不思議です。
23歳/女性

勇気ある選曲に拍手!いつか地球一周とかアジア旅行とかのテーマでもやって頂きたいですね。
57歳/男性

いつもながら高瀬さんのトークは素敵です。お話を聞いて曲を聴くと、深く理解できます。このシリーズはずっと続けて頂きたいと思います。やっぱりショパンのノクターンはいいですね。
69歳/女性

幻想曲〜シューマンの絶望感がふつふつと時を越え、高瀬さんの音から伝わってきました。それにしても難解な曲をかみ砕いて弾いて下さるのに引きつけられました。
49歳/女性

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