南インド古典舞踊は、ヒンドゥ−教の寺院で巫女が神々に捧げていた舞踊から発展したもの、手の形、動きで物事や感情などを表現します。
今回の出し物“ダシャ・アヴァターラ”とはヴィシュヌ神の10の化身のこと。
インドには正義(ダルマ)が衰え、不正義(アダルマ)が興るたびに、神さまヴィシュヌがこの世に現れて、ダルマを興すという信仰がありますが、ヴィシュヌ神が古来の神々や動物や人物の姿に化身して、この世に現れるのが“ダシャ・アヴァターラ”です。
福田麻紀さんが10の化身に変身して踊る様は、まるで絵巻物を見ているかのような美しさでした


絵:安藤直(イラストレーター)
【出演】福田麻紀/ダンス

“ダシャ・アヴァタ−ラ”

 1.魚の化身
 2.亀の化身
 3.野猪の化身
 4.人獅子の化身
 5.矮人の化身
 6.パラシュラーマ(斧を持つラーマ)の化身
 7.ラーマの化身
 8.バララーマ(鋤を持つラーマ)の化身
 9.仏陀の化身
 10.カルキの化身

10人の化身の絵と踊りを交互に見ながら、今どの神様を表現しているのかと思っていました。指先に沢山の表情があり、興味深かったです。特に最後の踊りには見とれました。
29歳/女性

いつか見たかったインド舞踊、やっと見ることができ、とてもうれしく思いました。ものすごい集中力、緻密さを感じました。素晴らしい芸術ですね。
48歳/女性

今まで見た物語舞踊の中で、内容も踊りも一番面白かった。ずっと集中して踊られているのに自然に見えて、スゴイなと思いました。「笑う」とか「怒る」を表現する時、そういう顔をすればいいのだと思っていましたが、違うのですね。感情のその中のいろいろを表現するから「笑う」も様々だと知りました。
23歳/女性

何度拝見しても感動ばかりです。精神がみなぎって全身から感情が表れ、素晴らしかったです。
75歳/女性

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