藤井眞吾さんの気品のあるギターの音に魅せられて、1986年以来何度もコンサートを行ってきましたが、今年は彼が長年温めてきた、現代キューバを代表する作曲家Leo Brouwer の作品ばかりを集めた、ソロコンサート。
ブローウェルはかつてはギタリストとして、現代音楽の旗手でもありました。プログラムは、60年代から80年代にかけて作曲された「練習曲集全20曲」と、アフリカ民話をベースにした81年の作品「黒いデカメロン」、ブローウェルの故郷の音楽を自ら編曲した「キューバ民謡」など。彼の音楽から発せられる色彩感と躍動するリズムは、あたかも紺碧のキューバの海に降り注ぐ陽光を思わせるかのよう、「STUDIO73 20th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE」の最終回を飾るにふさわしい、感動的なコンサートでした。

CD/黒いデカメロン
〜レオ・ブローウェル作品選集
<FOREST HILL>

よかった!おもしろい!黒いデカメロン、是非読んでみたいと思いました。どんなドラマなのか興味をそそられました。ライヒのエレクトリック・カウンターポイントは酔いそうでした。「分身の街」という感じです。目をつぶっていたらクラクラしました、おもしろいー。子守歌でホッとしたら次はスペインに連れて行かれて・・・あースペインに行ってみたい!また、来年を楽しみにしています。本当にここでいろんな音楽に出会えて嬉しいです。
30歳/女性
アットホームな雰囲気の会場でギターのソロ演奏というのもよかったです。コンサートはフェスティバルホールやシンフォニーホールへはよく行きますが、ここは初めてです。
/女性
とても演出がよかったと思いました。
学生/男性

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