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井上憲司の音楽は、インド音楽という枠を超えたのびやかさ、心地よさで私たちの身体や心を解放してしまいます。そんな井上憲司の世界を『KENJY
WORLD』と名付けてシリーズでお送りしていますが、今回のタイトル『tigalbandi』はヒンディー語で、3人のメロディ奏者による合奏スタイルを意味する言葉です。現代北インドを代表する2つの撥弦楽器、シタール、サロードとインドの竹の笛、バンスリの3人のメロディ奏者によるtigalbandi。それに何と贅沢なことでしょう、2人のタブラ奏者が絡みました。そしてタンプーラも2人!
5人の音とリズムの、時にはゆったりとした、時にはスリリングな展開・・・ある音階を基本にしながらも、どんどん自由に展開されていく即興音楽ですが、音楽の中に身を任せていると、心が解き放されてしまいました。
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細かくチェックするクラット・ヒロコさんと山本周司さん。
初登場の湯沢啓紀さん。カルロスさんと何やら真剣に打ち合わせしている。
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