[出演]
ダンス/福田麻紀

南インド古典舞踊は、南インドのヒンドゥ−教の寺院で、 巫女が朝夕の勤行の供物として神々に捧げていた舞踊から発展したもの。ムドラ−と呼ばれる様々な手の形、 動きを用いて物事や感情などを表現しますが、そのひとつひとつの動きと形には厳格な決め事があります。動きの意味がわかれば、 踊りを見る楽しみもいっそう広がるだろうと、まず動きを言葉や詩<朗読>で表し、次に福田麻紀さんが踊ります。


撮影させて
もらった
着付けの様子
細かい装身具が
次々と
付けられていく
例えば、神を讃えるサンスクリット語の詩を、踊りで表現する『アンギカム』。「あなたの身体は宇宙そのもの。あなたの語る言葉は至福の音楽。あなたが身につけている飾りは月と星。あなたを崇拝します、偉大なシヴァ神よ。」その一つ一つの言葉が踊りになっていきます。



美しいだけ
ではなく
大変力強い踊り
きりっとした
目の動き
豊かな表情
手先と足の
細やかな動き
プログラムの最後を飾ったのは、『ティラーナ』。躍動感あふれるリズム舞踊を中心に、足さばきの繰り返しが強調される、ダイナミックな動きが特徴で、複雑なリズムパターン(3拍子、4拍子、5拍子、7拍子、9拍子)と、3つのスピードを取り入れた複雑なステップを緻密に構成した振り付けで、まさに圧巻でした。全プログラムを一人で踊り切った福田麻紀さんにいつまでも拍手が鳴りやまず、突然外は嵐のような雨が降り出し、誰一人、帰ることができません、不思議な夜でした。



カミナリをしょって本当に神様をバックに踊っているようでした。とてもきれいでした。
35歳/女性

インドの古典舞踊の素晴らしさを堪能させて頂きました。インドという国の文化の奥深さにはますます魅せられました。素敵な企画をありがとうございます。

女性

笑顔で踊りのフルマラソンを完走されたように思えました。手の先、足の先まで神経の行き届いた動きの中で、あれだけ長時間バランスを保っていられるのは、やっぱり神へ捧げる踊りだからでしょうか・・・素敵でした!

女性
手の平にも足にも
赤い染料が塗られて

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