作家、水上勉さんが9月8日に亡くなられました。「私の作品は一般文学が多いけど後世に残るのは子ども達に読まれる『ブンナよ、木からおりてこい』しかない」と最後の電話でゆっくりと話されたと25年前から親交のあった『きよの絵本劇場』の清野さんは水上さんの死を悼み、追悼の公演を行いました。
物語は、かえるの“ブンナ”がネズミやヘビなどの死に接し、生きることの意味を考えるというもの。命の尊さがテーマです。40分あまりもじっと静かに聴き入る子ども達。
子どもの命までもが脅かされている今、この子ども達を守る社会に戻さなければ〜と強く思いました。

みみずのかんたろう
  田島征彦/作

<水上勉がこよなく愛された竹紙に描いた絵本>
 ブンナよ、木からおりてこい
 
水上勉/原作 島野千鶴子/絵 清野友義/脚本

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